トラブルを防ぐために飼い主が守ることは?
ペットを飼うときのポイントをいくつかご紹介します。これらは一人暮らしに限ったことじゃないですけど、ペットを飼うことによるトラブルを防いで、より快適にペットと一緒に暮らせるようにするために必要なことです。
近所からのクレームを未然に防ぐ
一人暮らしをする人のほとんどは集合住宅に住むと思いますが、ペット可の物件であっても、同じ物件に住む人がペット好きだとは限りません。住人全員がペットを飼っているわけでもないですし、動物好きだということでもないです。もしかしたら嫌いな人だって住んでいるかもしれませんよね。鳴き声や足音などの騒音には十分注意しなきゃだめです。匂いにも注意しましょうね。騒音対策には専用のマットを敷いたり、遮音カーテンをつけたりすれば効果があると思います。気を付ける点は多々ありますが小動物だとほとんど問題にならないことも多いです。
しつけ
ペットを飼う上でとっても大事なのが、しつけです。ちゃんとしつけをしないとお部屋を汚されたり壊されたりするかもしれません。犬ならば無駄吠えのしつけが大切です。何もないのにずっと吠えていると必ず近所迷惑になってクレームが来ちゃいますよ。もし、自分でしつけができないなと感じたらしつけ教室にいってみましょう。お金はかかっちゃいますが、プロにちゃんとしつけてもらうと後々の一緒の暮らしもよいものになると思いますよ。値段以上の価値はあると思います。
汚れや傷の対策
お部屋の汚れや傷への対策をきちんとしてからペットを飼いましょう。犬や猫の場合、床や壁に傷を付けちゃうことがあります。たまには粗相をしてしまうかもしれません。カーペットを敷いたり、保護シートを貼ったりして対策をしておきましょう。賃貸の場合は、ペットが傷つけてしまった箇所は退去時にお金を払って直さなければいけません。ハウスクリーニングでも落ちない汚れや匂いをつけてしまったら高額な費用を請求されるかもしれませんので要注意です。
住宅の周辺環境にも注意を
飼う動物にもよりますが、住むところの周辺環境にも気を付けましょう。もし、これから物件を探すのであれば、公園などの散歩ができる場所、動物病院、ペットショップ、トリミングショップ、ペットホテルなどが近くにある物件にすると便利だと思いますよ。餌はペットショップじゃないと売ってないブランドもあるので、そういったものを食べさせたいならちゃんと調べておくとよいですよ。
飼い始めは長期休暇に
ペットのためにも、自分のためにも、ペットを飼い始めるタイミングは、夏休みやお正月などの長期休暇にするといいです。子供のうちから飼うならなおのことです。小さいうちは餌やトイレの掃除などの回数も多いし、仕事で長時間留守にすることはストレスになってしまうので、ずっと家にいられるときに飼い始めるのがおすすめですよ。
一人暮らしの寂しさを癒してくれる存在を求めている人へ
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ペットの代表格である「犬」
一人暮らしでペットを飼う場合、飼いやすいのは猫や小動物ですが、犬も飼うことができます。一人暮らしでそれほど広くない部屋で飼うのであれば、小型犬であまり吠えないおだやかな犬種が飼いやすくておすすめですよ。ほかにも飼いやすい犬はいっぱいありますのでこちらでご紹介します。あと、犬はペットショップで買う以外の方法もあるということを知ってほしいです。特に里親になることは動物の命を救うことにもなるので、ぜひ検討してくださいね。
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飼育費用、払える?
一人暮らしが寂しいからペットでも飼おうかと考えている人は、要注意です。ペットの存在は本当に癒やしになりますが、飼育費用もばかになりません。この先ずっとペットにかかるお金を払っていけるかどうか、よく考えましょう。初期費用は、ペットを買うときのお金だけじゃないですよ。犬や猫ならワクチンなどの医療費もかかりますし、ケージなどの備品も揃えなきゃいけないですよね。ランニング費用だって思っているより必要かもしれないですよ。
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ペットを飼うメリットは?
一人暮らしは心細かったり寂しかったりしますよね。仕事を終えて家に帰った時にかわいいペットが出迎えてくれると一日の疲れも吹き飛ぶでしょう。純粋無垢に甘えたり遊んだりしてくれるペットの存在は、本当に癒されます。ペットを飼うことで大きな責任が生まれるので、自分の成長にもつながるんじゃないかと思います。ペットを通じて新しい出会いが生まれるかもしれないですし、やっぱり一人暮らしの寂しさが紛れるのがいいですよね。